辰巳出版 『 13BT FC3⁄SFD3S Tuninng [ ロータリーエンジンの組み付け手順 ] 』 を読みながら、初めてロータリーエンジンをO⁄Hしました。
本の記載内容は著作権のため、詳しい手順は事故防止のため割愛させて頂きます。
エンジンを下ろす前に購入した、必要最低限の部品です。
サイドシールの先端を削る為のシックネスゲージは、スナップオンでお買い上げ。
持っていない工具は、知り合いに借りました。
まず、購入した新品ローターの組み立て。
「コーナーシールとサイドシールの隙間の基準値0.05mm~0.15mm」
基準値ぎりぎりの0.05mmに意地で合わせたくなるのは、メカニックの悲しい性か。
丸一日かけて、指がつりそうになりながら意地で合計12本のサイドシールを削る。
本には写真付きで手順が載っているので、ホント簡単にローターを組み立てられました。
会社の工場を借りて、エンジンを下ろす。
ま、この辺はレシプロもロータリーも、メーカーも関係ないし余裕でしょ。
エンジンを下ろす前に、グローブボックスの中からオーバーヒートか何かが原因でエンジンをO⁄Hしたらしい書類が出てきました。
怪しいなぁ...と思っていたら、下ろしたエンジンのローター周りは年式の割りに妙にコ綺麗で...
やっぱり一度ばらしてあるみたいで、ダメになったところだけ変えてあったみたい。
新品ローターをエンジンに組み立て、乗せる。
恐る恐る、キーを回す。
きゅるるるる。
きゅるるるる。
やばい。
失敗か...
アクセルを軽く踏みながら、もう一度、キーを回す。
きゅるるる...ぶるるんっ。
良かった。かかった。
どこからとも無くオイルが漏れる。
何!?
と思ったら、オイルエレメントのOリングが無かったのと、リヤステーショナリーギヤのOリングを買い忘れていて着けていなかった為だった。(滝汗)
ブレーキのマスターと、クラッチのマスターレリーズを交換。
ただでもらった、中古のインジェクターを取り付け。
初めてのREのO⁄Hだったけど、取り合えず無事終了。
楽しかったぁ!
またやりたいな♪
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