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O/H

辰巳出版 『 13BT FC3⁄SFD3S Tuninng [ ロータリーエンジンの組み付け手順 ] 』 を読みながら、初めてロータリーエンジンをO⁄Hしました。

本の記載内容は著作権のため、詳しい手順は事故防止のため割愛させて頂きます。


購入部品

エンジンを下ろす前に購入した、必要最低限の部品です。

ガスケットセット
8DF710271
ローター
N3YA11B10(FDの最終のやつ♪)
ローターハウジング フロント
N31810B10A
ローターハウジング リヤ
N31810B50C
アペックスシール
N35111C00C
アウターアペックススプリング
N32600C06C
アペックスシールスプリング
N32600C04A
サイドシール
N3Y111C11
スプリングサイドシール
NF0111C17
コーナーシール
N32611C20A
オイルシールセット
8871213180
Oリングアウター
834111343
Oリングインナー
834111341
フロントインナースプリング
N22511351
フロントアウタースプリング
101111353A
リヤインナースプリング
N2251161
リヤアウタースプリング
101111363A
オイルシール
N3A110507
シリコンチューブ
852777739
Oリングオイルレベル
N32610T11
ニードルベアリング
N32611D03
オイルシール
188111404A
オイルホース
N32614710B
オイルホース
N32614720B
ガスケット
995621800
フロントステーショナリーギヤ
N3YA10E00A
リヤステーショナリーギヤ
N3YA10E10B
ウォーターホース
N35015186
ウォーターホース
N35015185
プレッシャーレギュレター
N3A114230

サイドシールの先端を削る為のシックネスゲージは、スナップオンでお買い上げ。

持っていない工具は、知り合いに借りました。


ローター組み立て

まず、購入した新品ローターの組み立て。

「コーナーシールとサイドシールの隙間の基準値0.05mm~0.15mm」

基準値ぎりぎりの0.05mmに意地で合わせたくなるのは、メカニックの悲しい性か。

丸一日かけて、指がつりそうになりながら意地で合計12本のサイドシールを削る。

本には写真付きで手順が載っているので、ホント簡単にローターを組み立てられました。


エンジン下ろし

会社の工場を借りて、エンジンを下ろす。

ま、この辺はレシプロもロータリーも、メーカーも関係ないし余裕でしょ。

エンジンを下ろす前に、グローブボックスの中からオーバーヒートか何かが原因でエンジンをO⁄Hしたらしい書類が出てきました。

怪しいなぁ...と思っていたら、下ろしたエンジンのローター周りは年式の割りに妙にコ綺麗で...

やっぱり一度ばらしてあるみたいで、ダメになったところだけ変えてあったみたい。

エンジンルーム エンジン本体 ローター


エンジン乗せ換え

新品ローターをエンジンに組み立て、乗せる。

恐る恐る、キーを回す。

きゅるるるる。

きゅるるるる。

やばい。

失敗か...

アクセルを軽く踏みながら、もう一度、キーを回す。

きゅるるる...ぶるるんっ。

良かった。かかった。


トラブル

どこからとも無くオイルが漏れる。

何!?

と思ったら、オイルエレメントのOリングが無かったのと、リヤステーショナリーギヤのOリングを買い忘れていて着けていなかった為だった。(滝汗)


その他

ブレーキのマスターと、クラッチのマスターレリーズを交換。

ただでもらった、中古のインジェクターを取り付け。


後記

初めてのREのO⁄Hだったけど、取り合えず無事終了。

楽しかったぁ!

またやりたいな♪